その時を待つ
ボスニアンクロッシェなる編みものをはじめた。
全体が平たくクチバシみたいなフックのついた編み針で、技法は鎖編みと引き抜き編みのみ。
そしてできるものも筒状のみ。
一説には羊飼いが冬の間、防寒具を編む技法だったとか。なので靴下、手袋、帽子に限定されるらしい。
ニッチに特化しすぎ。
で、半年くらい前に買ったボスニアンクロッシェを編むための編み針・フラットフックを昨日から握ってるわけなのですが。
なぜなんだ。
昨日のわたしは編めたのに、今日のわたしは全然できない。
違いは…気持ちの重さだと思う。
昨日までは人間なんて超きらいですよ。きらいすぎるのでボスニアンクロッシェに没入します。じゃ!ズブズブ。の結果、作り目すいすい編み地もなんなく編めた。
今日は達成感と、同僚のお誘いごはんで人間少し信じてもいいな。なんて気持ちが上向いた。
だからなのか。今度は作り目すら辿り着けず。
邪念がわくと腕がにぶるの…?
あれこれ3時間。
編んではほどきを繰り返す。結局、満足のいく形にならず今晩は手を休めた。
ちなみに編んでるものはミトン。
寒くなる前に完成したい。
さらに、ちなみにあんまりできないのでノールビンドニングの針をポチッた。
これもかなりニッチ。