山形のだし
昨日はどうにもこうにもならない、そんな日だった。
体調もだる重いし、
やらなきゃいけないことが降ってきたり、
会計が7円合わなくて頭抱えたり、
差し入れのキュウリとナスが減らなくて全部引き取ったり、
なんでもかんでもこちらに回すなよぉな状態。
帰宅後、大量のキュウリとナスで山形のだしを作った。
山形のだしとは粗みじんの野菜とメカブや昆布などのネバネバ系を酒・みりん・しょうゆに漬け込んだもの。冷奴に添えるとうまい。納豆に混ぜてもおいしい。
で、引き取った野菜を無心でみじん切りした。
とにかく細かく細かく規則的にきざんだ。
キュウリをきざみ
ナスをきざみ
生姜をきざみ
容器いっぱいにきざんだ。
達成感。
なにも進んでないけど、下ごしらえをした達成感で1日引きずった重しをおろせた感じがした。
火にかけた酒・みりん・しょうゆに白だしをあわせて、メカブと野菜を漬けて冷蔵庫へ。
翌朝、味はいい感じに整った。
山形のだしを携えて出社。
お昼時にそれを振る舞う。
すこぶる評判上々。山形のだしでこんなに喜んでもらえるとは。
どうにもこうにもならなかった昨日が報われた。
そんな気がしたのでした。